7 - 8月ころのよく生えた葉を採集して、陰干しにしたものをセージまたはセージ葉とよんで、薬用したり香味料として調理に用いる。
セージは、ローズマリーとともに他のスパイスに比べて際立って強い抗酸化作用を有している[3]。
葉を乾燥してハーブティーとして飲用したり、肉の臭み消しに利用する。
あるいはソーセージや加工食品の香辛料としても使用されている。
特に、ドイツ料理、イタリア料理には欠かせないハーブとなっている。
ヨーロッパではアヒルや豚などの肉料理、ドイツやベルギーではウナギ料理に、
中近東ではカバブなどに香味料として用いられる
また、豚肉と良く合わせられており、ソーセージの語源となったという民間語源説もある。
民間での薬用は、食べ過ぎ、飲み過ぎ、食欲不振などに、セージ葉をカップに入れて熱い紅茶を注いで飲む「セージティー」が知られている。
フランスでは、2握りほどのセージ葉に、熱い赤ワインを1リットルほど注いで、15分ほど放置してからかすを除き、好みで砂糖や蜂蜜で甘味をつけたものを、食事の時に小さなグラスで1杯ほど飲み、疲労回復や食欲増進、健胃に役立てている。
2020.11.19wikipedia調べ